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新聞より

先週読んだ読売新聞の読者投稿欄に、信じられない投稿が
載っていて、声が出ないくらいびっくりしました!
その内容を掻い摘んで言うと、

親の許可なく勝手に子供に触らないで

と言うことでした。この投稿者には1歳未満の乳児がいるそうで、
外出先で見ず知らずの人が赤ちゃんに触るのが許せない、
親に断りも無しに無礼だし、不衛生だ、とご立腹でした。
こんな投稿をする方もする方だけど、それを紙面に載せる方も
載せる方だな、と少々呆れてしまいました(呆)。

私も引っ越し前のブログに嫌がらせのコメントを書いてきた
人達がアパートのタイ人スタッフに向けて「病気が移るから
うちの子を抱っこしないで」とか「触るなら手を洗ってからにして」
等と言っていたのを思い出し、「案外今の日本の新米ママは
こういう事を『当然』もしくは『常識』として捉えているのかも?」と
思い、とても悲しくなりました。

子供、特に乳幼児は周囲の人の笑顔と肌のぬくもり、そして
温かい言葉がけによって健全に育つもの。それを奪うような
この投稿にはどうにも納得がいきません。そもそも相手を
「汚い」「病気が移る」等と思うなんて、相手が浮浪者でも
ない限り、普通の人に対してそんな感情が湧いてくることが
信じられませんね。これは正にまず自分ありきの視点です。
これは行き過ぎた個人主義から生まれた悲劇だと思います。
目に見えるものしか信じないから相手を平気で「汚い」と思える
のです。もし、まず相手ありきの視点だと、見ず知らずの
我が子に愛情を掛けてくれる、心優しい行為と映るのでは
ないでしょうか?少なくとも、腹が立つような無礼な行為には
映らないはずです。

それから以前私のブログで書きましたが、子供は少々汚い
環境で育つ方が丈夫に育つ
と言うことは、3人の我が子の
子育てを通して実感しています。かつてO?157の集団感染が
日本で起こった時、日本中が大騒ぎになりましたが、こんな菌は
タイではビフィズス菌と同じようなもの、こんな菌で栄養失調でも
ない子供が命を落とすだなんて、タイでは考えられないことです!
小さい内から様々な雑菌に触れさせてやることで、子供がバイ菌と
戦う術を身に付け、多少の病気で重症化しにくい身体になるのだと
思います。勿論、普段の食生活や適度な運動なども大事ですが。
ここで話題を変えて、残念ながら日本人の多くはタイ人を下に見る
傾向があるようですが、今日本で流行っている脳科学の観点から
見ると、日本人とタイ人、どちらが赤ちゃんの脳をうまく育てて
いるかと言うと、答えはタイ人なんですね?!!信じられない?
その根拠は、こちらの本↓

赤ちゃんの脳を育む本 (セレクトBOOKS)赤ちゃんの脳を育む本 (セレクトBOOKS)
(2007/08)
久保田 競

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この本に書いてある中で、0歳?1歳にするべき事の95%を
タイ人は知らず知らずの内にやっているからなんです!
脳科学なんて全く知らないタイ人ですが、脳にとても良いことを
無意識の内に実戦しているんですね?!この事実には私は
驚くやら感心するやら!!ちび子を出産した時、「日本人が
タイ人から学ぶ子育て法がある筈」と言う私の直感は、見事
当たっていたのです!離乳食や母乳育児に関しては、日本人の
子育ての方が良いと思いますが、子供への接し方に関しては
タイ人の圧勝ですね。

タイ人は四六時中赤ちゃんを肌から離さない。
赤ちゃんと母親を二人だけにしない。
赤ちゃんを見ると絶対触る&話し掛ける。
赤ちゃん連れの人は羨望の眼差し&どこでも大歓迎される。

最近ではベビーカー&抱っこひもを使うタイ人が増えてきましたが、
それでもまだまだタイ人は「抱っこ派」が主流です!外出する時も
赤ちゃん1人に対して3人も4人もの「お付きの人」がいる場合が
多いので、皆で代わる代わる抱っこします。どこへ行くのも子供と
一緒。私が一番興味深いのは、「母子二人だけにしない」と言うこと。
最近の日本では母親だけが子供の面倒を見るのが良い、とされて
いるそうですが、これはとても危険なことで、母親、赤ちゃん、
どちらにとっても良いことは殆どないでしょう。私の祖母も、会う度に
「子育ては皆でするもんよ。お母さんだけで抱え込んだら赤ちゃんと
共倒れしてしまう」と言います。祖母の時代は丁度戦中戦後の
混乱で子供のことに構っていられない、今日の食べ物に事欠く、
大変な時代でした。戦前の日本の様子を記した本を何冊か
読みましたが、一番興味深かったのが、明治・大正・昭和初期に
日本を訪れた外国人が一様に日本を「子供の楽園だ」と表現して
いたのは大変興味深いことです。何故なら、「どこへ行っても、
全ての子供は誰からも愛情深い眼差しで見守られ、慈しまれ、
子供を叱る親を目にすることはまずない」と書かれてあったからです。
「これ程までに子供が甘やかされて育てられるのに、子供が大きく
なって駄目にならないのは不思議だ」とも。

これ、今のタイとそっくりなんです!タイ人はとにかく誰の子にも
優しく、どんなに仏頂面したおじさんでも赤ちゃんにはメロメロな
顔になります(笑)。たま?に子供を叱る母親を見かけますが、
基本的に厳しく叱ることはありません。特に父親は母親に叱られた
子供を「おぉ、かわいそうに。よしよし」と慰める役が多いです(笑)。
子供には本当に優しい(甘い)!安いお給料の中から、子供の為に
使うお金は決して少なくありません。私が一番感心するのは、
見ず知らずの子にでも、子供が欲しがったら何でも分け
与えること
です。お菓子でも果物でも、子供を見ると「はい」と言って
くれます。自分用に買ったばかりのお菓子の箱ごとくれることも!
すごいでしょ?子供には我慢させないで欲しがるだけ与えるのです。

「我慢することを教えないと、我が儘放題の子供になるじゃないの!?」

それが違うんです。ま、日本人に比べるとタイ人は我慢は苦手ですが、
こうしてたっぷり可愛がられて甘やかされて育った子は、ちび子くらいに
なると、皆「お兄ちゃん・お姉ちゃん」になり、自分よりも小さい子には
自分がしてもらったように、お菓子やおもちゃを分け与えるように
なるんですね?!素晴らしい!最近のちび子は出先で自分よりも
小さい子供を見かけると、つつつっと近寄って、「ノーン」と言って
頭をなでなでしたり、持っているお菓子をあげたりします。そして
最後に「ナーラックナ?」(かわいいね?)と一著前に言っています。
すっかりお姉ちゃんだわ!
*「ノーン」はタイ語で年上の人が年下の人を呼ぶ時の呼び名です。
 名前の前に付けて「?君・?ちゃん」と言う場合にも使います。


小さい頃から、血のつながり関係なく、大きい子が小さいこの面倒を
見る、と言う環境で育つと、例え一人っ子でも世話好きな子になる
のでしょうね。子供同士、仲良く遊ぶ時もあれば、当然喧嘩になり、
叩いて叩かれて、と言うこともあります。多少のことは「マイペンライ」
(気にしない・お互い様)で、大人は子供の成長をうまく見守っています。
今の日本のように、母親が背後霊のように子供の後ろにぴったり
くっついてあれこれ手出し口出しすることはありません。タイですから、
「日本人らしく」育つかどうかは分かりませんが、「子供らしい子供」に
育つことだけは間違いないと思います。
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コメント

☆ハハサウルスさん

お忙しい中、貴重なご意見をお聞かせ下さってありがとうございます!

> 少し前に日本で、「赤ちゃんを抱っこさせて」と抱っこして、親の見ていないところで、危害を加え骨を折っ たりした女性が逮捕された事件がありました。

そんな事件があったのですか!?びっくり、と言うよりゾッとしました!
こういう事があると、抱っこ出させて欲しいと言われても、身構えてしまいますね。

> また、衛生面についでも、今はちょっと異常な位神経質になっているような気がします。
> どろんこ遊びも、免疫をつけるのに役立つようで、「汚いからダメ!」というのは、守っているようで、逆になっているような…。

ほんと、そうです。私の母でさえ、異常なまでに「汚い」という言葉を連発します。
病気も、予防接種ではなく、実際に病気にかかって出来る免疫の方が強くて長持ちするそうですね。

> ちなみに私は、偉そうなことを言っても、紙おむつを使っていました。

私もお姉ちゃんの時は紙おむつでした。「紙おむつだと、おしっこが出ても分からないからおむつがとれるのが遅くなる、とか、脳に刺激が行かないから良くない、等あれこれ言われましたが、お姉ちゃんは紙おむつでもおしっこがちょっとでも出たら途端に泣いて知らせてくれました。逆に布オムツでも、言わない(無反応)子は言わないので、「紙おむつが100%良くない」とは私は思っていません。母親の愛情は別の所で十分伝えることが出来ますから。

> 西原理恵子氏の漫画で、タイ人の子ども好きは知っていましたが、メイさんのブログで本当にそうなんだとよくわかりました。理屈で云々じゃなくて、体験から子育てすればちゃんとわかることなんでしょうね。

一人だけ育てたら分からないままだったかも知れません。三人産んで、やっと自信が持てるようになりました。と言っても、私の子育てはいい加減な部分も多いですが(汗)

> 読売新聞がどうしてその投書を採用したのかはわかりませんが、それを読んだ方達が何か考えるきっかけになればいいですね。

私はこの投書を見て、「これを見た若いお母さんが『やっぱりそうよね~』と同調するんじゃないか?」と、とても不安になりました。この投書をわざわざ載せたのも、そういう意図があったからでは?と穿鑿(せんさく)しています。取り越し苦労であることを祈っています。

いつも答えがすぐに見付かるばかりではないし、見付けた答えが後で「やっぱり違う」と気付くこともありますから、ハハサウルスさんの仰る通り、立ち止まりながら、迷いながら、答えを探しながらの育児&育自で良いと思います。大事なことは、学びを止めないことだと。最後に、コメント下さって本当にありがとうございました!

私の意見などはたいしたものではないのですが、感想を少し書かせて頂きます。

少し前に日本で、「赤ちゃんを抱っこさせて」と抱っこして、親の見ていないところで、危害を加え骨を折ったりした女性が逮捕された事件がありました。こういう事件が起こると、見ず知らずの人の手に子どもを委ねるのが怖くなりますが、ほとんどの人は「可愛いから抱っこしたい」という気持ちだと思います。この新聞投稿した方は、これとも違って、「勝手に触らないで」という、一種“ヒステリー?”とも思える意見ですね。恐らく、他人の子どもさんを、可愛いから触ってみたいと思ったことなく親になったのかもしれません。生後六ヶ月くらいまでの抱き回しはあまりよくないそうですが、芯になる人(主に母親)によく抱っこされた上で、いろんな人に触れられ、話かけられることは、子どもにとってプラスになるようです。自分の子どもを守りたい気持ちはわからないでもないですが、正直、投稿者のようなこんなギスギスした気持ちで、ゆったりとした気持ちの子に育つのかちょっと心配です。

また、衛生面についでも、今はちょっと異常な位神経質になっているような気がします。ですから免疫力が低下していて、おたふくかぜや、水疱瘡など、誰もが通過する疾病も重症化し易いので、予防接種を受けるように、との保健師さんのお話でした。私なんて「子どもはいずれうつるでしょ」なんてのんびりしていたら、今は任意接種でもみんな受けていてびっくり。結局受けましたが、任意なので高いんですよね。何だか「生命力」が弱くなっているような気がします。栄養はよくて発育はよくなっているのに、変な話です。どろんこ遊びも、免疫をつけるのに役立つようで、「汚いからダメ!」というのは、守っているようで、逆になっているような…。

日本でも、昔の子育て方法は正しかったのでしょう。戦後アメリカ式の育児法がもてはやされ、「抱き癖はつけるな」「布オムツはダメ」「添い寝はダメ」など、本来の知恵を忘れてしまった結果、「サイレントベイビー」と言われる泣かない(反応しない)赤ちゃんが問題になり、また少しずつ昔式の子育てが見直されるようになりました。アメリカ式子育てを提唱したスポック博士に、谷口祐司氏(『ママ、紙おむつを使わないで』の著者)が子育てに関し質問した本では、スポック博士もその後考えが変わったようでした。
でも、子育てってやり直しができないんですよね。建物で言えば、基礎工事のようなものですから、土台なので、本当に大切な時期をどう育てるのか、「少子化問題」も大事ですが、生まれてきた子をどう育てるのか、もっと国を挙げて真剣に考えるべきと思います。というか、そんなこと自然に順々に受け継がれてきていたことなのに、悲しいことですね。

ちなみに私は、偉そうなことを言っても、紙おむつを使っていました。当時の状況(主人の祖母が寝たきりでそちらの介護の補助もありましたし)では、いろいろ考えてそう決めました。でも、抱っこも添い寝もたっぷりしましたよ(周囲からは「抱き癖」の言葉も言われましたが、その辺はさり気なく無視していました(笑))。

西原理恵子氏の漫画で、タイ人の子ども好きは知っていましたが、メイさんのブログで本当にそうなんだとよくわかりました。理屈で云々じゃなくて、体験から子育てすればちゃんとわかることなんでしょうね。仰る通り、かつての日本も外国人から見て「子どもがよく笑っている国」だったのに…。

読売新聞がどうしてその投書を採用したのかはわかりませんが、それを読んだ方達が何か考えるきっかけになればいいですね。私は若くもないですし、中途半端な年齢なのですが、それでも何だか何が常識なのか迷うことが多々あります。年代の問題じゃなくて、個人の問題のような気がしています。若くてもしっかりしている方もいらっしゃますし、非常識な老年者もいますし。

私もまだまだ子育て真っ最中で、迷うことばかりです。よく考えた結果が間違っていることもあるでしょうが、でも、立ち止まっては考え考え行くしかないと思っています。育児+育自というところでしょうか。
お互い頑張りましょうね。

☆hikaruさん

私が子供の頃は「3秒ルール」は当然でした!でも今は人によって
「床に落とした物を平気で子供に食べさせるなんて!」と注意される
ことがあります。こういう場合、切り返しに困ります(苦笑)。

>もったいない、大事にする、ということを教えた方がいいのではないでしょうか・・。
仰る通りです...が、タイでは信じられないくらい食べ物が腐るスピードが
早いので、「もったいないから」と冷蔵庫に入れて、翌朝食べようと
思ったら腐っていた、もしくは腐りかけていたのに気付かず食べて
食中りになった、なんてことがしょっちゅうあるので、タイに来たばかりの
頃は「食べ残しを捨てる」と言うことがとても辛かった私も、「食中りに
なって入院でもしたら後が大変!」と言うことで、思い切って捨てるように
なりました。「もったいないことしてごめんなさい」と誤りながら...(汗)

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