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神様への手紙

いつからだろう?気がつくとお姉ちゃんは、何かお願い事があると、
紙に書き、それを夜の内にベランダの窓に「外から見えるように」張り、
朝になったらその紙を外す、と言うことをしています。
例えばお気に入りのぬいぐるみがどうしても見付からない時

「白ねこちゃんが見つかりますように」

そして白ねこちゃんが見つかったら

「見つけてくれてありがとうございます」

と書いて窓に張っています。



「誰に書いているの?」

と私が聞くと

「あのね、神様にお願いしているの。だって神様は何でも出来るん
 でしょ?だからこうやって神様にお手紙を書いて、神様に見えるように
 張っておいたら、神様が読んでくれて、私のお願いを叶えてくれるの」



そうだったのかー。お姉ちゃん、天の神様に見えるように、ベランダの
窓に外から見えるように張っていたのね。

「でもね、神様が読む前に他の人に読まれたら願い事が叶わないから
 だから寝る前に誰にも見られないように張っておくんだよ」



そうなんです。もし張っているところを目撃して、

「何やってるの?」

と聞くと、慌てて

「見ないで!」

と言って隠されるのです。
お姉ちゃんにとって「神様」はとても身近な存在なのです。これはひとえに
仏教の信仰心が厚い国、タイに生まれ育ったから。
タイに来て良かったことの一つです。



さて、つい先日のこと。私も丁度色々なことが重なり、自分が思う以上に
疲れがたまり、ピークに達していたのでしょう。ちょっとしたお姉ちゃんの
失敗(いや、実は結構な失敗だったな)に私の怒りは一気に沸点に達し、
自分でも抑えきれない怒りにかられ、夕方から大荒れ
いつもどおり夕方5時からシッターさんと1歳になる赤ちゃんが我が家に
やってきたのですが、私があまりに怒り狂っていたので、赤ちゃんも
シッターさんもさぞ驚いていたことでしょう
いつもなら他人がいれば、ある程度感情は抑えられるのですが、
この日はそれが出来ず、さすがに赤ちゃんがいるので大声で怒鳴ることは
しませんでしたが、あまりに怒りすぎて、子供を置いて2時間弱部屋を
出て行きました。

そして夜8時前。シッターさんも帰る時間なので、私はいったん部屋に
戻りました。この日の夕方旦那には私が怒り狂っていることは伝えて
あったので、早目に帰宅しているだろうと思っていたら、本当はこの日
夕方から予定があり、旦那は早く帰宅できる手はずだったにも拘らず、
わざわざ帰宅時間を遅らせて、残業していたのです。それで再び私の
怒りが爆発 

私が帰宅した時、子供達はお腹がすいたのでシッターさんに頼んで、
冷凍してあったカレーをレンジで温めてもらっている最中でした。
シッターさんは保存容器に入ったカレーをそのままレンジにかけていて、
私は怒っていたので、「レンジで温めては駄目」とだけ言い、自分で
鍋を出して、そこに凍ったカレーを入れて温め始めました。シッターさんは
私がまだ相当怒っていることに戸惑っている様子でしたが、私が
「もう帰っていいよ」と言うと、足早に帰っていきました。

そして程なく旦那が普通に帰宅。そこで私はそれまで溜め込んでいた
怒りを一気に爆発させ、温めていたカレーを撒き散らし、自分もカレー
まみれになり、散々怒り狂った後に服を着替えて部屋を飛び出した
のでした

でも何も持たずに部屋を出たし、財布を持っていたとしても、行くあては
ありません。ロビンソンは9時で閉店ですし、夜8時半から女性が一人で
出歩くのはどうか、と思い、結局アパートのロビーで10時まで時間を
潰し、私も怒り疲れたので、そろそろ部屋へ戻ることに。

帰宅すると、子供達はもうすぐ寝そうな状態でした。子供達に気づかれない
ようこっそり部屋に入ったので、子供達が旦那に言っている声が聞こえて
来ました。

「お母さん、帰ってくるかな?」

「お利口にしてれば、明日の朝には帰って来てるよ」

「本当?」

「本当。だから早く寝ような」

「お母さん、許してくれるかな?」

「明日の朝、ちゃんと誤れば許してくれるさ」


旦那も残業して疲れて帰宅したら、私がこんな状態で、子供3人ほったらかして
出て行ったから、きっと大変だっただろうな。母親として、一番やってはいけない
ことをしてしまったのだ、と改めて反省し、でもどうしてもこの日は怒りが抑え
切れなくて、自分でもどうしたらこの怒りが静まるのか、皆目検討が付かなかった
ことに、人事のように驚いてしまいました。


子供達が寝てから私も布団に入り、子供達の頭を一人ずつ撫でて、

「ごめんね」

と誤ってから寝ました。


そして翌朝、いつものように子供達より先に目を覚ました私は、リビングの
カーテンを開けると、ベランダの窓に白い紙が張ってありました。
そうです、お姉ちゃんが神様に宛てた手紙を貼っていたのです。
その手紙がこちら↓
神様への手紙


私、この手紙を見た瞬間、息が止まりそうになりました!まさかお姉ちゃんが
神様に手紙を書いていると思っていなかったし、ましてやその手紙にこんな
美しい仏像を描いているとも勿論思っていませんでしたから!
手紙の右側に書かれた女の子(恐らくお姉ちゃん自身)の吹き出しの

なんて美しい神様なんでしょう

と言う台詞にも驚きました!そして私はこう思ったのです。

何て美しい心を持ったお姉ちゃんでしょう!



お姉ちゃんは本当に本当に優しくて思いやりのある子に育っています。
母親である私がこんな短気で口の悪い人間だというのに、お姉ちゃんは
これ程までに純粋で繊細な心の持ち主なのです!!
私は朝から涙が止まりませんでした。そしてそんなお姉ちゃんの心を
ここまで傷付けてしまった自分を悔やみました。だからこの日の朝は
お姉ちゃんには何も言えませんでした。お姉ちゃんも何も言いません
でした。

よく母親は我が子を無償の愛で包むと言われ
ますが、我が家の場合、無償の愛で包まれている
のは母親の方
だったのです。お姉ちゃんの人間としての
器の大きさ、心の広さはすぐには分かりにくいですが、だからこそ私は
我が子以外でも、そういった相手の素晴らしさを見つけ、尊重出来る
人間であらねば、と思います。


今回のことで、親が子供に教えられる事なんて
大した事はなく
、むしろ親は子供から教わった
事を素直に吸収し、実践するのみ
なのではないか、
と感じました。私の母はよく私に「親の言う事は絶対だ!」
言いますが、私は 「親だって完璧な人間ではない
のだから、『絶対』はあり得ない。だからこそ
子供から学ぶ姿勢を忘れてはいけない」

最近ではこの事を強く思うようになりました。ま、言うは易く、行うは難しですが



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コメント

Re: タイトルなし

☆hikaruさん

ええっ!?そんなふうに思ってもらえるなんて夢にも思わなかったので、
とても驚いています!私は神様とは一番程遠い存在なのですが...(汗)

私にはおねえちゃんが描いた神様がメイさんに見えましたよ。
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